miaowmiaow's blog

猫とか漫画とか日記とか。雑記帳ブログ。

エネルギーを食べる

ひとは食べるもので出来ている。


食事は生きるのに欠かせない行為です。
大きな楽しみ、ストレスの解消でもあります。


滋養に満ちた日本古来からの食べ物を中心にして、
動物性の食品をほぼ絶ってから3年半ほど経ちました。
とはいえ外食などで少量頂くことはたまにあります。


はじめはきっちりルールを守って、マクロビオティック
の本と首っ丈でやりました。でないと効果や比較が
出来ないと思って。ある意味よかったと思っています。
消化のスピードや皮膚の再生・内臓の働きなど変化を
感じることが出来ました。


今では動物性の食品を自ら買おうと思えないくらいに
なりましたが、初めは玄米菜食の『優しい』味に満足が
得られず、食べても食べても満腹になりませんでした。
いくらでも食べられるという不思議。そのうち満腹
しないと満足しなくなりました。既にこれまでの自分の
好みの味が基準を作っているので、素材の味が生きていて
美味しくても物足りなく感じてました。



これは今までに摂ってきた数々の『刺激物』のせい。
そこには白砂糖や乳製品・お肉などの持つ能への刺激も大きく
影響しているわけですが。それについてはまた。。。



一人暮らしをきっかけに始めたマクロビオティック
メインのない食事、とよく形容(揶揄?)される玄米菜食。
まだ慣れてなく、献立にメリハリもなかったと思います。


「これ以上の我慢ができるわけない!!」


仕事中に忙しさのピークを迎えていて、ちょうど夕飯時。
小腹がすいてきた時にものすごい勢いで頭に浮かんだセリフです。


お腹がすいた状態を我慢するのって、過大なストレス下では
生命の危機に感じるほどのものなんです。お腹がすいているのに
こんな大変な仕事がやりきれるわけがない・・・万全でないと
やり果せない。そう感じました。なんて完璧主義!


物心ついてから長年の完璧主義は根が深く、兄より小さくても
出来るんだよ!って母にアピールしながら生きてきた部分。
そして初めての自営業で肩肘はって、絶対嫌われたらいけないと
思っていた頃です。収入に結びつくところなので。


家庭環境が変わり自営を始め、流されるままに悪戦苦闘。
自分の健康管理を大切に思う反面、なぜか止まらない
食欲。身体に良いものだから、と言い聞かせて。行きつ戻りつ
しながらやってきました。


最近、やっとですが、内臓にちょうどよい量、を食べられる
ようになってきました。


きっかけはいくつかありましたが、おそらく一番の理由は
『幻想』に気がついたこと。


心の穴埋めに食べているのは分かっていましたが、単なる
ストレスに寄るものだと思っていました。


そうではなくて、私はこれまでずっとずっと心のどこかで
「こんなのは今だけだ」とか「こんなのは夢だ」とか「今に
〜になれる」などと幻想を抱いていて、自分の置かれている
状況の変化を、本当には受け止めていなかったからだと思った
のです。


こんなはずじゃなかった。
こんな思いを引きずって、過去にばかり生きていた。
現在の自分を放棄していたのですね。



今はまたひとつグラウンディングしたような感じです。


しかし曲がりなりにも続けている玄米菜食。
だんだんよい味覚基準が出来てきました。


「エネルギーに満ちた生きた食材であること」が今の
美味しさの基準です。心も身体も喜ぶのが分かります。
反対に喜びを感じないのなら、それはどんなに高い物でも
自分にとってはあまり必要のない食材。


陰陽も考え出すとよく分からなくなってしまうくらい、
ほどほどにいい加減を覚えた私の雑な体感基準です♪



毒と私

毒と私