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miaowmiaow's blog

猫とか漫画とか日記とか。雑記帳ブログ。

母への手紙

巡りあわせについて考えてみた。もしもあの時、病気を理由に事を荒立てずに誰からも非難されずに(自分が自分に対して一番非難してたんだけど)離婚して実家に帰れていたら。。。大げさじゃなく、たぶん今此処にはいない。


実家には強盗が入って母が襲われた。大事には至らなかったけど、私が実家にいたのなら襲われてたのはきっと自分だ。うつで出戻って強盗にあって前向きにそれでも生きている自分ではないな。今の仕事だって続けられてないだろうし、一家離散だったんじゃないかな。


強盗事件がきっかけで、家族みんなぼろぼろで、何とか離婚して戻ってから。母に「逃げたい、じゃなくて死にたいと思ってた。でも死んだらお母さん達が可哀想だから、最後には戻ろうと決心できた」と話した。


母には精神的にも身体的にもすごくつらい事件だったけど、その話の後からは自分は強盗に遭ったことで娘を救ったんだと人に話すようになった。そう鼓舞していても身体の弱い母のこと、その後も精神的にかなり苦しんで、あまりいいことなくあっけなく死んでしまったのが娘としては本当に心が痛かった。


でもやっぱり人生に「もしもあの時」は存在しない。母はその身を懸けて私を、死にたいとあれこれ算段しては旦那に脅えてごはんを作ってた私を救ってくれたんだと思う。そして脳疾患でぱっと誰にも世話をかけずに死んで、私に仕事を譲っていってくれたんだと思う。そんな人生設計、お母さんらしい。


私はお母さんに生んでもらって、さらに命を救ってもらった。そんな大業のあとで、さらに自分の親の面倒もすべて抱えようとした母を、神様が止めさせてくれたのかな。母が倒れたのは私がお地蔵さんに「助けてください」って思わず不安で手を合わせた翌日だった。


私は二度もお母さんに生んでもらったようなもんだね。ありがとう。お母さん、今日お誕生日だよ。ありがとうありがとう。今すごく幸せだよ。笑えてるんだよ。大切に生きるからね。お誕生日をありがとう。

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