miaowmiaow's blog

猫とか漫画とか日記とか。雑記帳ブログ。

2011年11月25日

つくづく難しいと思った。目の前にいる、その欲するところが理解できる人でも、こちらは与えたくない。でも時間の問題だとも思ってる自分もいる。そしてこれを受け入れたなら、私は私でなくなる。そこがちょっと未知数すぎて、少し怖いのだ。


痛みがやってくる。わかっていた。もうずっと昔から、事実を言い聞かせてきた。でもそれは自分のための物語じゃなくて、もうひとりの自分のためのものだった。私じゃない。私には未来がある。こんなこと引き受けられるはずがない。もうひとりって?


それは傷ついた自分。こんなことってあるのかと絶望した自分。居るのに居ない触っているのに遠いそんなばかな。そう驚いたままの自分。ありえないと思っていたから。だって小さい頃に読んだ本では、親はみんなきちんと親の役割を果たして子どもはみんな甘えて可愛がられて時に叱られゆるされてた。


自分のことしか愛せない親でも親になるんだよ。私はその子どもで生まれてきたんだよ。だからいいんだけどね。今日はじたばたしている父に目一杯付き合って、ショックで貧血おこして何度も倒れる父に何度もレメディ入れたよ。


信じてないくせに何で口開けるんだろ。って、小さい頃におばあちゃんにそうやって看病してもらえなかったからなんだろうね。私はお母さんの代わり、そしておばあちゃんの代わりか。かわいそうに。私おばあちゃんのこと好きじゃなかったよ。ケチで意地悪で。


お父さん末っ子だったし、あんまりかわいがってはもらえなかっただろうね。わかるよ。でも私の中にも置いてけぼりの子がいるよ。私の外側ばっかりを撫でてくれてたお父さんに内側は見せられなかったよ。遠かった人。


あなたと私にどれだけの時間があるのかは分からないけれど、きっとその制限時間一杯まで、どんだけ近くなれるのかやっていくんだろう。果てしないな。届くのかな。雲って摑めるんだっけ。同じ匂いを嗅ぐように、お互いの間にあるものを同じように感じられるものだろうか。求めれば、なのかな。