猫漫画3冊
(テーブルの上に足を乗せても誰も叱らないの)
猫の冬毛はますます勢いを増し、長い胸毛をグルーミングすると
舌に引っかかってオエーってやってるw
さて漫画とか猫とかって冠つけてるので、そろそろそれっぽい話でも。
そもそも、あざとい「かわいい猫マンガ」は好きではありませんヌ。
猫の図太くて怠惰でだらしない姿や態度を魅力的なものと捉えて
おり、期待に反して冷たかったり意外なところで甘えてきたりの
ツンデレに振り回される人びとが、猫よりずっと面白い。
それが私の認める猫漫画。
まあ言うほど猫漫画を読んでるわけじゃないのです。
だって私の合格基準が厳しいため、オモシロそーな漫画が
最近は見あたらないのです。可愛いっぽいのは多いけど。
※ジャケ買いもあまり外さない漫画嗅覚なのに…
という実は猫も真っ青な怠惰なランク付けで、
私のここ10年の不動の一位はコチラ
↑数年ぶりの新刊ですわ。
週刊誌の女性自身に連載されてる漫画です。私はこの作品だけをよく
喫茶店で読んでました。4コマですけど、かなり削ぎ落されたセリフと
展開なので、そんなにサラサラ読めません。一時期は漫画の中で一番
オモシロいと思ってました。主婦の「ちよこ」のひととなりと、
猫の「ちっこいの」のおっぱい8点が最高にキュートですね。
二位は、これまた不動なやつで…
伊藤潤二の猫日記 よん&むー (ワイドKC 週刊少年マガジン)
- 作者: 伊藤潤二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/03/13
- メディア: コミック
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これはインパクトで言えばナンバーワンでしょう~
作者はホラー漫画家(奥さんは妖怪を得意とする絵描きさん)なので、
まさにそのノリの漫画なんですけど、怖いわけじゃなくって、猫に
アタフタしてる人間が本当にオモシロいんでね~wホラーテイストで
猫バカ日誌を描くとこうなる、って感じ。
さてもう一つ挙げるならば、最近よく見かけると思いますがコチラ
挙げた本のどれもそうなんですけど、
猫という生き物を、とてもよく観察し理解して描かれているんです。
「ぽんた」も、すごく猫クサい猫でwつい猫ヘヴンを期待してしまう
人間の哀しい可愛い姿が最高です。一番「分かるわ~」感が味わえるかな。
番外編で、第2位の作者の奥さん石黒亜矢子さんのコチラ
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これは猫成分必須人間の絵日記であり、猫という栄養を日々
どのように取り入れるのかが描かれています。控えめに言って最高傑作。
猫漫画というのは、猫飼いにとっては難しいジャンルなのだよな。