miaowmiaow's blog

猫とか漫画とか日記とか。雑記帳ブログ。

2013

人は皆ひとりである。
誰かと寄り添っていても、ひとりとひとりが一緒にいるだけ。それがわかっているなら、ひとりでもふたりでも大人数でもやれるはず。そういうことを考えてきた一年。



私の場合。大人数のとき。
自分の境界線が薄ぼんやりしているから、自己認識と自己主張が大事。気を使いすぎず、疲れてしまわないように。太く丈夫に生きること。



私の場合。2人のとき。
私の存在を相手を通してしっかり感じられるから安心である。必要とされることって自分の存在意義が確立されるから楽。向かい合ってお互いきちんと話せる相手であること。



私の場合。1人のとき。
自由。だけど自由は寂しい時もある。分かち合える自由がきっと欲しい。分かちあわない自由とともに。静寂。光は影を濃くする。



今、私はひとりでいることに無理をしていて、少し苦しい。ひとりでいたい理由なんかない。ふたり目の人に嫌われないために分かちあわない自由を選んでいるだけだから。親から離れ、好きな人から離れ。愛して欲しい人たちから離れて、愛されない恐怖を捨てた。



自分が自分を愛するとはどういうことか。
私がこの一年で学んできたと思うこと。
少しは実感として持てるようになったこと。
これが深まっていけば、ひとりは無敵だろうと考えていたこと。



これが、今もってまったくリアリティを持たないというリアリティ。無敵なのは、ひとりであることではなくて、私が自己愛に満ちているということだ。何人と居ようとも、旅立つ時を見送れる私でありたいと思う。



そして私もまた旅立ちたいと思う。∞